2026-09-04
日本一決定戦で勝った色が、店舗大会では7位に ― 神戸直前のメタゲームが動いています
9月4日に、公式の「最新デッキ情報局 Vol.32」が公開されました。副題は「チャレンジ直前 メタゲームブレイクダウン」。9月6日の神戸チャレンジの2日前という時期の記事です。
8月17日〜30日に開かれたセットチャンピオンシップの、優勝デッキの分布が載っています。
8月17〜30日 セットチャンピオンシップ 優勝デッキの分布
公式には割合だけが載っていますが、9つの割合が同時に成り立つ母数は49件だけでした。以下の件数はそこから逆算したものです。
セットチャンピオンシップ 優勝デッキ(8/17〜30)(全49件)
日本一決定戦で勝った色が、下がっています
この連載では8月28日のVol.31で、日本一決定戦2026(57名)の分布を紹介しました。並べると、同じ2週間ほどの間に順位がかなり入れ替わっています。
エメラルド/スティール … 日本一決定戦では11名(19.3%)で3位、しかもTOP8の5枠(62.5%)を占めた勝ち組でした。それがセットチャンピオンシップの優勝デッキでは4件(8.2%)で7位です。
アンバー/ルビー … 日本一決定戦には1人もいませんでした。それが6件(12.2%)で3位タイです。公式も「新顔」「まったく新しいデッキ」と書いています。ロケーションを軸にしたデッキで、2週間前には存在していなかったことになります。
アメジスト/ルビーも1名(1.8%)から6件(12.2%)、アメジスト/サファイアも2名(3.5%)から5件(10.2%)へ。後者はVol.31でピックアップされたはやお選手の色でした。
アンバー/エメラルドは28.1%→22.4%と割合こそ下げましたが、1位は守っています。公式も「日本一決定戦では過剰なメタに苦しんだものの、ポテンシャルの高さは健在」と書いています。
ただし、この2つは同じ物差しではありません。日本一決定戦は「57名が何を選んだか」、セットチャンピオンシップは「49件が何で優勝したか」です。選ばれた割合と、勝った割合を並べているので、増減そのものを厳密に比べることはできません。それでも、上位の顔ぶれがこれだけ変わったこと自体は読み取れると思います。
新顔「アンバー/ルビー ロケーション」
今回いちばん目を引くのがこのデッキです。ロケーションを多数入れて、その上でシナジーを作るという、これまでになかった形です。
中心は《シュガーラッシュスピードウェイ – ゴールライン》。公式は「実際の対戦でもゴールラインである20ロア獲得する機会が多いカード」と書いています。そこに《カールの家 – 空中家屋》が加わって、無料でゴールラインへ移動しつつ1ロア取れるようになりました。
《ミニーマウス – 海賊の見張り番》でロケーションを使い回し、《島があるのも俺のおかげ》で足りないロケーションを探しに行く。ロケーションというカードの種類だけで、デッキが1つ成立しているという形です。
取り込んだリストを見ると、ロケーションとロケーション関連のカードだけで相当な枚数を占めていました。てつてつ選手(soar)のデッキです。
3デッキともデッキ検索に追加しました
公式に掲載されたデッキリスト画像から起こして、3つともデッキ検索から見られるようにしました。
・いつわ選手(GameスペースFushimiBooks)「アンバー/エメラルド ロイヤルドッグ」16種60枚
・キク選手(CREATIVE STYLE)「アンバー/スティール 歌ミッドレンジ」18種60枚
・てつてつ選手(soar)「アンバー/ルビー ロケーション」17種60枚
3つとも合計がちょうど60枚になり、公式の記事本文で名前が挙がっているカードがすべてリストに含まれていることを確認しています。
神戸はこの環境で行われます
9月6日のチャレンジ2026 Autumn 神戸は、この分布のうえで行われます。日本一決定戦を勝ち抜いた色が下がり、2週間前には無かったデッキが3位に入っている、という状況です。
神戸の結果が出たら、この分布とどう違ったかをあらためて追いかけます。
「ディズニーロルカナ 最新デッキ情報局 Vol.32〜チャレンジ直前 メタゲームブレイクダウン〜」(タカラトミー公式サイト)より
⚠️ 分布と3デッキの内容は、2026年9月4日公開の公式コラムに掲載されたものです。優勝デッキ49件という母数は公式には明記されておらず、記事に載っている割合(22.4%・18.4%・12.2%…)から逆算したものです。この9つの割合が同時に成り立つ母数は49だけでした。比較に使った日本一決定戦の分布はVol.31(8月28日公開)のもので、こちらは57名が使用したデッキ、Vol.32は49件の優勝デッキです。母集団が違うので、同じ物差しでの増減ではありません。デッキリストは公式に掲載されたデッキリスト画像から起こしたもので、3つとも合計60枚になることと、記事本文に出てくるカードがすべて含まれていることを確認しています。




