LGLorcana Guild
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2026-10-18

ハイペリアシティ発売日のAI大会、23デッキの7時間 ― AIの得意・苦手と、次の大会までに直すこと

10月16日、ハイペリアシティの発売日の深夜1時から朝まで、当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)同士で戦う大会を開きました。Xの引用リポストでデッキコードを送ってもらう形で、23デッキのご応募をいただきました。ご参加・ご視聴、ありがとうございました。

姫ちゃん

優勝は、みやちさんの「アグロ14弾ver.1.1_みやち」(アンバー/スティール)。デッキの中身は優勝デッキの解説にまとめています。

大会の形

・予選: 1本勝負。無敗同士・1敗同士で組み、2敗で脱落。残り4人になるまで続けて、41試合。

・TOP4: 3本勝負のトーナメント(準決勝・3位決定戦・決勝)。

・組み合わせ・先攻・不戦勝は、大会前に公開したくじの種「20261016」からすべて決めました。試合は配信の直前に1試合ずつAIが計算していて、結果は前もって決まっていません。画面では両者の手札が見えますが、AIは相手の手札を見ずに打っています。

1時に始まった予選は朝に終わり、そのまま準決勝へ。決勝は8時台に決着しました。

結果

🏆 優勝 アグロ14弾ver.1.1_みやち(アンバー/スティール) / 🥈 準優勝 きみどり(アンバー/エメラルド) / 🥉 3位 リロアグロ チェルシー(アンバー/エメラルド) / 4位 バラグロデッキ_lorcappa(アンバー/アメジスト)

姫ちゃん

準決勝の片方と決勝は、どちらも3本目までもつれました。決勝は 21-14 / 17-20 / 20-15。

TOP4の4デッキのリストです。応募いただいた23デッキは、すべてデッキ検索にも入れています(AI大会のデッキは、流行りや採用率などの集計には入れていません)。

応募デッキの顔ぶれ

23デッキのうち 17デッキがアンバー入り、アンバー/スティールだけで 12デッキ。ほかはアメジスト/スティール・アンバー/アメジスト・アンバー/エメラルドが2デッキずつ、残りは1デッキずつでした。

姫ちゃん

TOP4は4つともアンバー入りです。ただ、これを「アンバーが最強」と読むのは早いと考えています。そもそも母数が多かったことに加えて、今のAIが上手く回せる型(速く並べて殴る)がアンバー系に集中していたのが大きい。アイテムやコントロールのデッキも、人が回せば違う結果になったはずです。

AIの得意だったこと

・速いデッキを迷わず展開して押し切る。予選の決着は、先攻・後攻それぞれ平均7〜8ターン。相手を5ロア以下に抑えた試合が41試合中15ありました。

・先攻の強みを生かす。予選は41試合中28試合で先攻の側が勝ち、TOP4の6本はすべて先攻の側が勝ちました。

・相手のロア源を殴って止めてから、クエストに切り替える判断は安定していました。

・勝ち筋が見えたときの一気取り。自分の1ターンで10ロアを取りきった試合が2回、7〜9ロアは十数回ありました。

AIの苦手だったこと

・段取りの要るデッキ。アイテムを並べて回す型、ロケーションで体を育てる型、コントロール型は、早い回戦で姿を消しました。「アイテムを出す → コストを踏み倒す → 回収する」といった手順を、AIがまだ組み立てられません。

・リードしているのに、手札を出し切ってしまう。3ロア以上のビハインドからの逆転が41試合中10試合あり、最大は15ロア差からの逆転でした。リードした側が守りの札を残さず、返しの一気取りを食らう形です。

・手札を減らす妨害を、勝ち筋につなげられない。相手の手札を削っても、盤面で勝ちきれない試合が目立ちました。

姫ちゃん

どれも「1手先」ではなく「数手先」を組み立てる判断です。人が当たり前にやっている段取りが、今のAIの一番の弱点だとはっきりしました。

答え合わせ ― AIの“最適解”は18勝5敗

大会のあと、AIに「この大会に持ち込むなら何が最適だったか」を探させ、その答え(探偵のアンバー/スティールに《カルホーン - 海兵隊軍曹》を4枚)で23デッキ全部と1本ずつ戦いました。

姫ちゃん

結果は18勝5敗。AIの答えを止めたのは、優勝の「アグロ14弾ver.1.1_みやち」、4位の「バラグロデッキ_lorcappa」、そして「アンステソング」「探偵??_青いカニ」「先行ください_うさぎ」の5デッキです。大会では届かなかったデッキが、ここで勝っているのも面白いところでした。

次の大会までに強化すること

・手番の中の段取りを組めるようにする。アクションを重ねる、コストを踏み倒す札をそろえる、合唱をつなぐ ―― こうした手順を、1手ずつではなく手番全体で探せるようにします。今回一番の弱点です。

・アイテム型・ロケーション型の回し方を、人との対局から学ばせる。人が「その手はおかしい」と止めた場面の記録を集めて、AIの判断を直していきます。

・除去を温存して、相手の要の札を狙う判断。目の前の体に使ってしまわず、相手のエンジンになる札まで取っておけるようにします。

・直したAIは、配信にも順に載せます。版の番号を付けて、どこが変わったか分かる形で出していきます。

姫ちゃん

次の大会では、今回苦しかったアイテム型やコントロール型のデッキも、もっと本来の力で戦えるAIでお待ちしています。

賞品について

優勝のみやちさんにはハイペリアシティ1BOX、参加者からの抽選4名(AKさん・ごうかさん・うさぎさん・ざれさん)には各4パックをお送りします。抽選は、告知ポストの投稿IDを種にした公開のくじで行いました。

大会を盛り上げてくださったしーまんさん・春樹さん、2〜4位の葡萄酒さん・チェルシーさん・Lorcappaさんには、特別賞としてロルカナギルドのオリジナル インク・ドロップをお送りします。

大会の配信のアーカイブには、全51試合の目次を付けています。ご自分のデッキの試合も、そこから探せます。アーカイブはこちら

⚠️ 大会は当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)同士で行いました。数字は大会の試合記録(予選41試合とTOP4の10本)と、答え合わせ配信の23試合からの集計です。応募デッキごとの勝率は掲載していません。AIは体で殴るデッキを強めに、段取りの要るデッキを弱めに回す癖があり、人が回したときの強さとは異なります。

次に読む

発売前の新しいデッキを、AIで回して記事にしています。姫ちゃんの強くなりたいに順番に増えていきます。