2026-10-12
《ミッキーマウス - 名物店主》をアグロに入れるとどうなる? ― ルパンさんの「ルパンスペシャル」で徹底比較
当サイトにデッキを登録してくださっているルパンさんの「ルパンスペシャル」(アンバー/アメジストのアグロ)をお借りして、ハイペリアシティの《ミッキーマウス - 名物店主》を4枚入れたらどうなるかを、当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)で比べました。ルパンさん、デッキを貸してくださってありがとうございます。
結論から。入れ替えは4枚だけで、日本一決定戦2026の57本を相手に +5.8ポイント。一番動いたのは、もともと苦手だったドッグ(アンバー/エメラルド)で、やや不利 → 五分五分まで上がりました。
元のデッキ「ルパンスペシャル」
公式デッキコード 91349056527843772。60枚で、1〜2コストの体を厚く積んで早く並べ、早くロアを稼ぐ形です。
1コスト: 王子 - 想い人の探索者 ×4、マレフィセント - 竜視眈々 ×4、リロ - お願いごと ×4、デイジーダック - ドナルドの彼女 ×4、ディアブロ - 従順なワタリガラス ×2 / 2コスト: ピノキオ - 注目のスター ×4、すばらしいマドリガル家 ×3、知識と知恵の収集 ×4、パッジ - 嵐を起こす魚 ×2、ハニーマレン - ノーサルドラの案内人 ×4、ピグレット - プー海賊団の船長 ×4、レックス - カバウノサウルス ×4、クリストファー・ロビン - いっしょに遊ぼう ×2、アメジストのクロミコン ×4 / 3コスト: バルー - フォン・ブルーインヴァルト13世 ×3、白バラ - 花園の宝石 ×4、レディ - 家族の犬 ×4
AIで回した手ざわりでは、もとからかなり強いデッキです。サファイア/ルビーのランプやエメラルド/ルビーのコンボには、ほとんど負けません。弱点ははっきりしていて、同じく速いドッグと、後攻のときでした。
入れ替えた4枚
入れた: ミッキーマウス - 名物店主 ×4 / 抜いた: ディアブロ - 従順なワタリガラス ×2、アメジストのクロミコン ×1、白バラ - 花園の宝石 ×1
《ミッキーマウス - 名物店主》は1コスト 0/4 ロア2で、インクに置けます。〈冒険心〉(チャレンジできず、可能ならクエストする)と、「ホットドッグ!ホットドッグ!」(自分のターン終了時にエグザートしていれば、各プレイヤーがインク・ドロップを1つ得る)を持っています。
1コストでロア2・意志力4の体は、アグロの「早く並べて早く稼ぐ」にそのまま効きます。同じ1コストの《ディアブロ》(ロア1・意志力1)と比べると、ロアは倍で、2点の攻撃では倒れません。〈冒険心〉でチャレンジはできませんが、このデッキはもともとクエストで勝つ形なので、ほとんど困りません。
気になるのは、インク・ドロップが相手にも入ることです。ただ、速いデッキは早いターンから1コストの札を重ねて使い切れるので、同じ数をもらっても得をするのはこちら、という読みです。
どれだけ変わったか(配信なしの比較)
比べ方: 同じ打ち方・同じ乱数で、日本一決定戦2026の実績デッキ57本を相手に1本あたり40試合(先攻後攻を半々)、合わせて2,280試合ずつ。この試合数だと、ぶれは±2ポイントほどです。
日本一決定戦の57本を相手に +5.8ポイント。新弾入りを想定した発売後の環境でも +5.9ポイントで、同じだけ伸びました。
相性(AIの推定、5段階。ルパンスペシャル → ミッキー入り)
アンバー/エメラルド(ドッグ): やや不利 → 五分五分 / アンバー/スティール: やや有利 → 有利 / エメラルド/スティール: やや有利 → 有利 / サファイア/ルビー(ランプ): 有利 → 有利 / エメラルド/ルビー(コンボ): 有利 → 有利
一番大きいのはドッグとの差が縮まったことです。速い体の殴り合いで、2点では倒れないロア2の1コストが盤面に残るからだと読んでいます。ランプとコンボには、もとから大きく勝っているので変わりません。先攻と後攻の差は、どちらの形も大きいままです(アグロによくある形)。
配信でも回しました
YouTubeの配信で、ルパンスペシャル(10月11日の夜〜12日の朝)とミッキー入り(12日の朝〜夕方)を続けて回しました。配信は1試合10分ほどの遅い回線で、試合数は少なめです。
向きは配信なしの比較と同じでした。ドッグに負け越し → 勝ち越し、後攻で負け越し → 勝ち越し。見どころはミッキー入りの第28試合(12日 14:04ごろ)。ドッグを相手に最大6点差をつけられてから、20対16で逆転勝ちしています。
正直に書いておくと、配信の2本は打ち方の条件が少し違います。ミッキー入りの回線は、夜のあいだにAIが札の優先度を学び直した結果と、「護衛を他のキャラクターより先に出す」方針が入った状態で回っています。デッキそのものの差は、上の配信なしの比較(同じ打ち方)で見てください。
前回の記事との違い ― ドッグでは下がり、ハイパーアグロでは上がった
10月7日の記事「1コストのミッキーマウスはアグロに入るのか」では、ドッグ(アンバー/エメラルド)にミッキーを入れると、元のリストよりわずかに下がりました。0/4 ロア2の体は強いのに、ターン終了時のインク・ドロップを相手にも渡すので、相手がその1インクで展開を早め、速度で追いつかれる形でした。
今回のルパンスペシャルでは、同じミッキーで +5.8ポイント。向きが逆です。違いは載せた先のデッキで、ルパンスペシャルは1〜2コストを厚く積んで先にロアを走り切るハイパーアグロです。相手がもらったインクを使って追いつく前に、試合が終わっている、というのが今の読みです。
抜いた札も効いています。前回の記事では「ロア源や体の枠ではなく、手札調整のような軽い枠と交換するなら損が小さい」と書きました。今回抜いたのは《ディアブロ》(0/1 ロア1)と、アイテムの《アメジストのクロミコン》、3コストの《白バラ》の1枚ずつ。どれもデッキの芯ではない枠です。
まとめると、ミッキーは「どのアグロにも入る札」ではなく、速さで押し切るデッキに、芯ではない枠と替えて入れる札です。ドッグのように相手と殴り合って盤面を取るデッキより、ロアを走り切るデッキのほうが、渡したインクの損が表に出にくい、ということだと考えています。
まとめ
ルパンスペシャルに《ミッキーマウス - 名物店主》×4。抜くのは《ディアブロ》2・《アメジストのクロミコン》1・《白バラ》1。これで +5.8ポイント、苦手のドッグが五分五分まで上がります。ハイペリアシティでアンバー/アメジストのアグロを組むなら、まず手に入れたい1枚です。
ミッキー入りのリスト(公式デッキコード 49656455404170828) ― 1コスト: ミッキーマウス - 名物店主 ×4、王子 - 想い人の探索者 ×4、マレフィセント - 竜視眈々 ×4、リロ - お願いごと ×4、デイジーダック - ドナルドの彼女 ×4 / 2コスト: ピノキオ - 注目のスター ×4、すばらしいマドリガル家 ×3、知識と知恵の収集 ×4、パッジ - 嵐を起こす魚 ×2、ハニーマレン - ノーサルドラの案内人 ×4、ピグレット - プー海賊団の船長 ×4、レックス - カバウノサウルス ×4、クリストファー・ロビン - いっしょに遊ぼう ×2、アメジストのクロミコン ×3 / 3コスト: バルー - フォン・ブルーインヴァルト13世 ×3、白バラ - 花園の宝石 ×3、レディ - 家族の犬 ×4
注意点を3つ。(1) AIによる推定です。体で殴るデッキは強めに出る癖があるので、アグロのこのデッキは実際より良く見えている可能性があります。(2) 新弾の札は発売前で、実戦の記録がまだありません。(3) 配信の試合数は少なく、1試合ごとのぶれが大きいです。数字の重みは配信なしの2,280試合のほうにあります。
⚠️ 元のデッキは、当サイトに登録されているルパンさんの「ルパンスペシャル」(公式デッキコード 91349056527843772)を、ご本人の許可を得て使わせていただきました。ミッキー入りは運営者の入れ替えです。比較は当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)が、日本一決定戦2026の参加者のデッキリスト57本を相手に1本あたり40試合(先攻後攻を半々、両デッキとも同じ打ち方・同じ乱数)回した模擬戦に基づく推定です。「発売後の環境」は実績デッキに新弾入りの入れ替えを配った想定の環境です。相性は5段階の判定のみ掲載しています。配信の試合は打ち方の条件が比較と少し違います。カードの情報は2026年10月12日時点の公開分で、発売時に変わる可能性があります。
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