2026-10-09
ガーゴイルを319試合まわした ― 新カード8種のルビー/スティールが、3つの環境で73〜75%
ハイペリアシティが出るまであと1週間ですが、新しいカードを使ったデッキを、もう319試合まわしました。配信で回しているのを見た方もいるかもしれません。
ルビー/スティールの「ガーゴイル」です。10月7日に公式データへ追加された8種32枚で、残り28枚が既存のカード。60枚のうち半分以上が、誰もまだ握ったことのないカードです。
結果から書きます。早回し100試合を環境3つで、73.0%・74.0%・74.8%。どこで測っても同じでした。人間と同じ速さ(両者とも3手番先まで読む設定)で日本一決定戦2026の入賞デッキと19戦して、13勝6敗です。
3つの環境で測った
1つの環境でいい数字が出ても、その環境に強いだけかもしれません。相手を入れ替えて3回測りました。
日本一決定戦2026の入賞デッキ57本 × 100試合 … 74.8%(先攻79.4 / 後攻70.3)
相手にも新カードを配った環境 45本 × 100試合 … 74.0%
神戸チャレンジTOP8の環境 × 100試合 … 73.0%(先攻81.8 / 後攻64.2)

相手が新しいカードを使い始めても74.0%で、ほとんど落ちていません。このデッキが強いのは「相手が新弾を知らないから」ではないということになります。
対面別(日本一決定戦57本・本数の多い順)は、緑鋼90.0 / レヴィアタン81.6 / ドッグ76.8 / アンバー/スティール65.5 / アイテムランプ54.9。最後の1つだけが五分圏です。
何をして勝つのか
2〜3コストで大きい体を毎ターン置いて、チャレンジで相手を削りながらロアを進めるデッキです。レキシントン4/4警戒、エリサ・マーザ4/4、ウールター&ジェシー4/4護衛・果敢+2、フラッシュ3/2耐久+1。軽いのに、相手の同じコスト帯より一回り大きい。
4ターン目の《ゴライアス - ワイバーン城の守護者》(5/5)が入ると、「ガーゴイルがチャレンジするたびロア1」になります。殴ること自体が得点になるので、盤面を取る動きとロアを進める動きが同じになります。
《エリサ・マーザ - ガーゴイル化》の「あなたのキャラクターの攻撃力は、書かれた数字より小さくならない」が効いています。守護者の−3や歌の−2が通らなくなるので、相手が「殴り合いを避けるために打つ手」を消せるんです。
5コストの《ワサビ - バトルに備えろ!》(4/5、チャレンジのダメージを別の1体にも与える)が中盤の決め手。小さい体は《乱闘》《風よ吹け》《持つんだ熱い心》で先に掃除します。《首なし騎士 - 恐ろしい怨霊》(4/4護衛)はフラッシュとゴライアスを守る壁です。
ガーゴイルには「昼は石像」という縛りがあります(手札が3枚以上あるとレディしない)。これは毎ターン手札を使い切る前提で成立していて、《ハドソン - 熱心な読書家》の引いて捨てる動きが手札を回しています。
苦手な相手が1つあります
アイテムランプ(サファイア/ルビー)だけ54.9%です。本ごとに45〜66と割れていて、ここだけ明確に噛み合っていません。理由は3つあります。
① 除去が小さい体にしか届きません。《乱闘》は攻撃力2以下、《風よ吹け》は2点、《持つんだ熱い心》は場の数ぶん。ランプの5〜7コストの大型は、チャレンジで倒すしかありません。そこへ相手の大きい歌で4/4が先に落ちると、殴って稼ぐ線が止まります。
② 引く札がハドソンしかありません。この対面は決着まで、先攻・後攻それぞれ平均12ターンほどかかります(他の対面は10ターン前後)。長引くほど、アイテムで引き続ける相手に手札の枚数で負けます。
③ 石像の縛りが、長い試合で効いてきます。手札が3枚以上あると起きないので、消耗戦では殴れないターンが出ます。

まとめると、短期決戦のデッキで、長引かせてくる相手が苦手です。大会に持っていくなら「アイテムランプには序盤から殴り切る。長引いたら負け筋」と思っておいてください。
アンバー/スティール(アンステ)も65.5とやや低めです。こちらは理由がはっきりしていて、《そこに登場、ゼウス!》の5点が4/4を1枚で落とすからです。
60枚
キャラクター48枚・アクション12枚。コストは2が20枚、3が28枚、4が8枚、5が4枚。インクに置けない札は16枚(フラッシュ・風よ吹け・ワサビ・ウールター)。
15種類を4枚ずつです。散らしていません。毎ターン同じ動きをするデッキなので、引きたいものが決まっています。
このうち10月7日に公式データへ追加されたのは、ハドソン・レキシントン・エリサ・ゴライアス・首なし騎士・フラッシュ・ワサビ・ウールターの8種32枚。リキッデーターは同じ弾の表示になりますが、8月から流通している既存カードです。
下が60枚です。この画像は、そのままデッキ登録に使えます。保存してデッキの取り込みに読ませると、15種60枚がそのまま入ります。1枚ずつ検索して足す必要はありません(ロルカナギルドのデッキ作成で書き出した画像は、読み戻せるようにしてあります)。

実際に動いているところ
この60枚は、姫ちゃんの配信で10月9日の16時から23時まで回していたものです。アーカイブで見られます。
18時30分ごろの第8試合(対ドッグ)は、9点のビハインドから21対12でひっくり返しています。21時49分ごろのレヴィアタン戦はそれぞれ15〜16ターン目までもつれて21対18。平均はそれぞれ10ターンなので、この2つは例外的に長い試合です。
発売は10月16日です。組めるのはまだ先ですが、何が起きるかは先に測れます。気になる方は、カード検索で8種を見てみてください。
⚠️ **AI同士の対戦結果で、人が握った実戦の記録ではありません。**このシミュレータは、アグロ寄りのデッキを強めに、コンボを弱めに出す癖があります。対戦相手にしたのは日本一決定戦2026の入賞デッキですが、**記事では選手名を出していません**(型名だけにしています)。早回しの対面別のうち、本数が2〜3本しかないものは載せていません(1本の出来で数字が動くため)。もうひとつ、**サイトのカードページではガーゴイル5種が「キュレーターズ・ライブラリー」(5月・7月発売)と表示されます。**これは型番からの分類で、これらのカード自体が公式データに載ったのは10月7日です。市場にもまだほぼ出ていません(取扱1店)。
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