2026-10-13
ズートピアの探偵は何色で組むか ― AIが組んだアンバー/スティールとアンバー/サファイア、疑似大会で1位と7位に分かれた
ハイペリアシティでは、ズートピアの探偵がまとまって入りました。「同じ手番に他のキャラクターを出していたら」「場に他の探偵がいたら」で強くなるカードが多く、しかも体が一回り大きい。昨日のフラッシュの記事と同じ、「大きい体が強い」の線です。
探偵は全部の弾を合わせると、サファイア18種・スティール14種・アンバー14種。当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)に、色の組み合わせを変えて2つ組ませました。
結論から。どちらも全体では「有利」ですが、強いのはアンバー/スティール。2本の差は約6〜7ポイント、発売後を想定した59人の疑似大会ではアンバー/スティールが1位、アンバー/サファイアが7位でした。
2つのデッキ
アンバー/スティール ―「体の大きさと除去」(公式デッキコード 91535235742384672)
1コスト: ジュディ・ホップス - お助け警官 ×4、ヒギンス - 潜入捜査官 ×4、ニック・ワイルド - ずるいキツネの捜査官 ×4 / 2コスト: ニック・ワイルド - 警官のお助け ×4、ジュディ・ホップス - スノーボール・パトロール ×4、ミニーマウス - お化け退治屋 ×2、フラッシュ - 最速の職員 ×4 / 3コスト: クロウハウザー - 交通安全係 ×4、フランシーン - 一心不乱に証拠確認 ×4、バジル - 粘り強いネズミ ×3、持つんだ熱い心 ×4、風よ吹け ×1 / 4コスト: ジュディ・ホップス - 用心深い警官 ×4、エリサ・マーザ - 仕事熱心な刑事 ×3、ボゴ署長 - 仕切る指揮官 ×2、ドナルドダック - お化け退治屋 ×3 / 5コスト: マクホーン - サイコーにクールな警官 ×3、ニック・ワイルド - 不屈の捜査官 ×3
5コスト 6/5 護衛の《マクホーン》、探偵がチャレンジで倒すたびに1枚引く《ニック・ワイルド - 不屈の捜査官》、そして《フラッシュ - 最速の職員》4枚。《ボゴ署長》は自分の他のキャラクターを全員探偵にするので、フラッシュやミニーも探偵の条件に数えられます。
アンバー/サファイア ―「探偵を一番多く積む」(公式デッキコード 25868468194872345)
1コスト: ジュディ・ホップス - お助け警官 ×4、ヒギンス - 潜入捜査官 ×4、バジル - 熟練の探偵 ×2 / 2コスト: ニック・ワイルド - 警官のお助け ×4、ジュディ・ホップス - デイキャンプのインストラクター ×4、ダークウィング・ダック - ドレイク・マラード ×2 / 3コスト: クロウハウザー - 交通安全係 ×4、ジュディ・ホップス - 事件捜査中 ×3 / 4コスト: ジュディ・ホップス - 用心深い警官 ×4、エリサ・マーザ - 仕事熱心な刑事 ×4、ジュディ・ホップス - 手がかりの発見者 ×4、ニック・ワイルド - おもちゃの寄付の受付担当 ×2、バジル - 鋭い私立探偵 ×2、手がかりを探せ ×2 / 5コスト: ジーニー - 魔人探偵 ×3、ファングマイヤー - クールな警官 ×2、ドナルドダック - 慧眼の警官 ×2 / 6コスト: ジュディ・ホップス - 特捜班のボス ×4、ニック・ワイルド - 鋭い目の港湾局長 ×2、バジル - 偉大なネズミの探偵 ×2
軸は《ジュディ・ホップス - 特捜班のボス》(6コスト 6/4、自分のターンの間、探偵全員が<警戒>と<耐久>+2を得る)。ジュディだけで6種類入っています。サファイアの「インクを1枚増やす」探偵で、6コストに早く届かせる作りです。
相性(AIの推定、5段階)
測り方: 日本一決定戦2026の実績デッキ57本を相手に1本あたり40試合(先攻後攻を半々)。もう一つ、実績デッキに新弾入りの入れ替えを配った「発売後の想定環境」でも測りました。「アンバー/スティール版 / アンバー/サファイア版」の順に書きます。
日本一決定戦の57本: 全体 有利 / 有利(下寄り) ・ドッグ 有利 / 有利 ・アンバー/スティール 有利 / やや不利 ・エメラルド/スティール 有利 / 有利 ・サファイア/ルビー(ランプ) 有利 / 有利 ・エメラルド/ルビー(コンボ) 有利 / 有利
発売後の想定環境: 全体 有利 / 有利(下寄り) ・ドッグ 有利 / 有利 ・アンバー/スティール 五分五分 / 不利 ・エメラルド/スティール 有利 / やや有利 ・サファイア/ルビー(ランプ) 有利 / 有利 ・エメラルド/ルビー(コンボ) 有利 / 有利
2本の差は、全体でアンバー/スティール版が +6.2ポイント(発売後の環境では +7.0)。一番開いたのはアンバー/スティール相手(+16.9、発売後 +11.2)とドッグ相手(+12.7、発売後 +13.6)です。アンバー/サファイア版が上だったのは、サファイア/ルビーのランプ相手だけ(+14.0、発売後 +10.4)でした。
どちらにとっても、一番の壁は新弾入りのアンバー/スティール(アンステ系)です。アンバー/スティール版は同じ色同士で五分まで持ちこたえ、アンバー/サファイア版はそこで崩れます。
疑似大会 ― 1位と7位
相手は、日本一決定戦2026に出た57本のデッキです。それぞれに、模擬戦で効果を確かめた新弾の入れ替えを配って「発売後ならこう組むだろう」という形にしたもの(上の「発売後の想定環境」と同じ)。そこへ探偵の2本を混ぜた59人で、スイスドロー9回戦+TOP8の大会を20回開きました。
10月16日のAI大会(リポストキャンペーン)の応募デッキとは別物です。応募デッキはこの大会に入っていませんし、応募デッキ同士の結果でもありません。
アンバー/スティール版が1位(TOP8に入ったのは20回中14回、優勝5回)。2位は日本一決定戦のドッグ(アンバー/エメラルド)で、そこにも大きく差をつけていて、これまで当サイトのAIが混ぜたどのデッキよりも上でした。アンバー/サファイア版は7位(TOP8 4回、優勝2回)。
20回なので順位は目安ですが、1位と7位の差ははっきりしています。
探偵の条件は、どれくらい満たせているか
AIの40試合の記録から数えました(どちらもほぼ同じ傾向です)。
・探偵を出した手番に、場に他の探偵がいた: 両方とも約8割。《エリサ・マーザ》(他の探偵がいれば相手の手札からキャラクター以外を1枚捨てさせる)は9割が成立しています。「場に他の探偵」の条件は、探偵を厚く積めばほぼ満たせます。
・同じ手番に2体以上出した: 約2割だけ。こちらはかなり難しい条件です。
一番の伸びしろは《ジュディ・ホップス - 用心深い警官》です。「このターンに他のキャラクターを出していたら、攻撃力5以上のキャラクターを1体退場」という除去なのに、AIは4ターン目に 4/4 の体として出していて、条件を満たしたのはアンバー/スティール版で25回中2回、アンバー/サファイア版で28回中7回だけでした。大きい相手が出るまで手札に残し、軽い探偵と一緒に出す ―― 人が回せば、ここは数字より強くなります。
《クロウハウザー》(このターンに他のキャラクターを出していないと出せない)も、アンバー/スティール版で40試合中18回、アンバー/サファイア版で9回しか出ていません。強い体ですが、条件のきつい札です。
1枚ずつの働き(アンバー/スティール版)
引いた枚数のうち、実際に出した枚数(1試合あたり)。《フラッシュ - 最速の職員》は1.52枚引いて1.33枚出す、ほぼ必ず使われる札でした。《ジュディ - 用心深い警官》1.48枚中1.18枚、《フランシーン》1.53枚中1.05枚、《ジュディ - お助け警官》1.47枚中1.02枚。
逆にインクに置かれがちなのは《持つんだ熱い心》(出すのは0.40枚)と、1コストの《ヒギンス》でした。
先攻と後攻の差は、アンバー/スティール版で7.5ポイント、アンバー/サファイア版で3.9ポイント。アグロほどの差は出ません。インクの事故は、アンバー/サファイア版はほぼ無し。アンバー/スティール版は記録上「1〜5手番で置けなかった手番が12%」と多めに出ていますが、インクに置けない札は多くないので、AIが札を抱えて置かない打ち方をしている可能性があります。原因はまだ確かめていません。
まとめ
探偵を組むなら、まずアンバー/スティール。《マクホーン》《ニック - 不屈の捜査官》の大きい体と、《フラッシュ》《持つんだ熱い心》で、苦手な相手が見当たらない形になりました。アンバー/サファイアは探偵の数では勝りますが、同じアンバー/スティール相手に崩れます。サファイア/ルビーのランプが多い場なら、アンバー/サファイアが上です。
どちらも昨夜の初稿のままで、まだ入れ替えを試していません。《ジュディ - 用心深い警官》を除去として使えるようになれば、もう一段伸びるはずです。アンバー/スティール版は10月13日の朝から、YouTubeのライブ配信で姫ちゃんが回しています。
注意点を3つ。(1) AIによる推定です。体で殴るデッキは強めに、コンボやコントロールは弱めに出る癖があります。(2) 新弾の札は発売前で、実戦の記録がありません。(3) 疑似大会は20回で、順位は目安です。
⚠️ どちらのデッキも当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)が組んだものです。相性は日本一決定戦2026の参加者のデッキリスト57本を相手に1本あたり40試合(先攻後攻を半々)回した模擬戦と、実績デッキに新弾入りの入れ替えを配った「発売後の想定環境」での40試合に基づく推定で、5段階の判定のみ掲載しています。疑似大会は日本一決定戦2026の57本に新弾入りの入れ替えを配った「発売後の想定環境」に2本を加えた59デッキ(10月16日のAI大会の応募デッキは含みません)で、スイスドロー9回戦+TOP8を20回行った結果です。条件の成立回数と1枚の働きはAIの打ち方での集計です。カードの情報は2026年10月13日時点の公開分で、発売時に変わる可能性があります。
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