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2026-08-12

決勝第2回戦 徹底解説 ― Swandai選手 vs Kaladze選手

この試合の位置づけ

ディズニーロルカナ チャレンジ 2026 Summer 横浜、決勝第2回戦。

対戦したのは、ベルギーから参加したSwandai選手と、ドイツから参加したKaladze選手。実況の方も「国際色豊かな一戦になりましたね」と話していたのが印象的でした。

姫ちゃん

Swandai選手はアメジスト/エメラルドの回避軸アグロ、Kaladze選手はエメラルド/ルビー。ご本人が「対戦相手を驚かせたくて選んだ」と語っていた通り、直近の新弾「未知なる彼方へ!」で解禁されたばかりの組み合わせで挑んできました。

鍵を握るのは《ヘラクレスの帰還》×《レヴィアタン》

Kaladze選手の作戦の核は、コスト5のアクション《ヘラクレスの帰還》。「お互いのプレイヤーが、手札のキャラクター・カードを1枚公開してコストを支払わずにプレイしてよい」という効果です。

面白いのは、これが自分だけでなく対戦相手にも同じ権利を与える、フェアな効果になっている点。それでもKaladze選手がこのカードを選んだのは、公開する1枚に懸けていたからでした。

姫ちゃん

その先に控えていたのが、コスト10・攻撃力10・防御力10という規格外のキャラクター《レヴィアタン-アトランティスの守護怪獣》。プレイした時、そのターン中に自分の捨て札が2枚以上あれば、対戦相手のキャラクターを合計攻撃力10以下になるように好きなだけ退場させられる、という一撃必殺の能力を持っています。

本来なら10コストという重さも、捨て札を2枚以上そろえる条件も、そう簡単には両立しません。ここで働いたのが、回避を持つコスト4のキャラクター《ガエタン・モリエール》。クエストするたびに「カードを2枚引き、その後2枚選んで捨てる」という能力を持ち、まさにこの2つの条件を自然な形で満たしてくれる一枚でした。

試合展開

先攻はSwandai選手。序盤から回避軸らしい速さで盤面を作っていきます。

《ディアブロ》で相手の手札を見て、続けて《アースラ》で狙いを見抜いたかのように、Kaladze選手の手札にあった歌カードをピンポイントで捨てさせる ― 静かだけれど的確な立ち上がりでした。

姫ちゃん

対するKaladze選手も《ガエタン・モリエール》で手札を掘り進め、狙い通り《ヘラクレスの帰還》を引き当てます。そしてついに《レヴィアタン》が着地。捨て札の条件もきちんと満たされていて、Swandai選手の盤面のキャラクターたちが合計攻撃力10ぴったりになるように選ばれ、まとめて退場していきました。

実況のお二人も「すごく綺麗に決まりましたね」と声を弾ませていたのが、画面越しにもよく伝わってきました。

けれど、ここで試合が終わらないのがロルカナの面白いところ。盤面を失ってもなお、Swandai選手のロアは11、Kaladze選手は0。実はこの時点でもまだ、Swandai選手が大きくリードしていたんです。

姫ちゃん

そしてSwandai選手も黙ってはいませんでした。アクション《それじゃなぁぁぁい!》を使い、捨て札の条件を満たすことで、Kaladze選手のキャラクターをデッキの一番下へ送り込む効果を選択。狙いはただ一つ、着地したばかりの《レヴィアタン》です。あれだけの手順を踏んで出したはずの切り札を、また一からデッキの中へ ― この切り返しには、正直かなり驚かされました。

それでもKaladze選手は落ち着いていました。手札を乱す効果や《プリンス・ジョン》の粘り強い妨害を絡めながら盤面を立て直し、少しずつロアを削り、最終的に先に20点へ到達したのはKaladze選手。会場に「試合終了です、Kaladze選手勝利」の声が響きました。

解説者の目線

実況を担当されていた和田さんは、《ヘラクレスの帰還》について「自分もこのカードが大好きだけれど、捨て札の条件が意外と自然には満たしにくい」と話した上で、《ガエタン・モリエール》がその条件を「すごく自然な形で」満たしていたことを高く評価していました。

コンボが決まった瞬間の派手さだけでなく、条件を丁寧に積み上げていた組み立ての部分まできちんと言葉にしてもらえると、見ている側としても勉強になります。

最後にひとつ

《レヴィアタン》が着地した瞬間だけを見れば、Kaladze選手の一方的な勝利に見えたかもしれません。

姫ちゃん

でも実際は、盤面を失ってなお11点リードを保っていたSwandai選手がいて、その切り札をデッキの底に送り返す《それじゃなぁぁぁい!》があって、そこからもう一度盛り返したKaladze選手がいる ― 一度の派手な一撃だけでは終わらない、最後まで気の抜けない一戦でした。

大きな一撃に目を奪われがちですが、その前後にある小さな駆け引きの積み重ねも、ちゃんと見ていたいと思わせてくれる試合でした。

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