2026-09-28
手札を使い切って石像を起こす ― ガーゴイル主体のルビー/スティール、AIと組んだ60枚
ハイぺリアシティを主体にしたデッキの第2候補は、ガーゴイルズを軸にしたルビー/スティールです。第1候補のエメラルド/スティール(別記事)と同じく、当サイトのAIの模擬戦で候補を回して残った形で、新弾は32枚入っています。
ガーゴイルは、コストに対して体が大きいかわりに「昼は石像」という縛りを持っています。このデッキの要点は、縛りを消すのではなく、手札を使い切って縛りが効かない状態で戦うことです。
デッキリスト(60枚)
2コスト: フラッシュ - 最速の職員 ×4(新弾)、ブルックリン - 副司令官 ×4(新弾)、ハドソン - 熱心な読書家 ×4(新弾)、ディアブロ - 石使いの召使い ×4、ジェデダイア・ファーンズワース - クッキー ×4、リキッデーター - こおりゃ結構! ×4
3コスト: レキシントン - 小柄なやつ ×4(新弾)、エリサ・マーザ - ガーゴイル化 ×4(新弾)、ピート - リングのレフェリー ×4、乱闘 ×4、風よ吹け ×4、持つんだ熱い心 ×4
4コスト: ゴライアス - ワイバーン城の守護者 ×4(新弾)、首なし騎士 - 恐ろしい怨霊 ×4(新弾)
5コスト: ブロードウェイ - 強くて頑丈 ×4(新弾)
キャラクター48枚、アクション12枚(うち歌は《風よ吹け》《持つんだ熱い心》の8枚)。インクに置けないのは フラッシュ・風よ吹け の8枚で、残り52枚は置けます。1コストのカードはありません。

フラッシュ最速の職員
2コスト 3/2 ロア2 耐久1
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用

ブルックリン副司令官
2コスト 3/2 回避
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用

ハドソン熱心な読書家
2コスト 2/4
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用

レキシントン小柄なやつ
3コスト 4/4 警戒
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用

エリサ・マーザガーゴイル化
3コスト 4/4
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用

ゴライアスワイバーン城の守護者
4コスト 5/5
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用
首なし騎士恐ろしい怨霊
4コスト 4/4 護衛

ブロードウェイ強くて頑丈
5コスト 4/6 護衛
公式X(@DisneyLOR_JP)より引用
「昼は石像」― 手札を2枚以下にして終える
このデッキのガーゴイルは6種24枚。全員が「昼は石像 あなたの手札が3枚以上あるなら、このキャラクターはレディしない」を持っています。
《ブルックリン》は2コスト 3/2 回避、《ハドソン》は2コスト 2/4 でプレイしたとき1枚引いて1枚捨ててもよい。《レキシントン》は3コスト 4/4 警戒、《エリサ・マーザ》は3コスト 4/4 で、あなたのキャラクターの攻撃力は書かれている数字より小さくなりません。《ゴライアス》は4コスト 5/5 で、あなたのガーゴイルがチャレンジするたびロアを1つ得ます。《ブロードウェイ》は5コスト 4/6 ロア2 の護衛です。
3コストで4/4、4コストで5/5。数字は同じコストの普通のキャラクターより一回り大きく、そのかわり手札を抱えていると起きてきません。
AIに最初に回させたとき、このデッキは石像が起きずに負けていました。原因は「インクが足りているなら、手札からは置かない」というごく普通の判断です。それで手札が3枚残り、次のターンにガーゴイルが全員寝たままになっていました。
直したのは1か所だけ。「石像持ちが場にいて、手札が3枚以上あるなら、インクが足りていても1枚置く」。これで起きないガーゴイルの数は半分になり、別のデッキになりました。人が回すときも同じです。ターンの終わりに手札を数えて、3枚以上なら1枚をインクに置くか、安いカードを出し切ります。

石像を消す《アンジェラ - 夜の戦士》は、このデッキには入れていません。手札を使い切る回し方をすると縛りがほとんど効かなくなるので、入れても入れなくても結果が変わりませんでした。
柱はここでもフラッシュ
ガーゴイルと定番だけで組んだ最初の形は、AIの模擬戦では実績デッキの中位と同じくらいでした。そこから歌を1種抜いて 《フラッシュ - 最速の職員》(スティール、2コスト、3/2、ロア2、耐久+1)を4枚入れただけで、模擬大会の上位に入る形になりました。
カードを1種ずつ同じコストの普通のキャラクターに替えて比べると、替えて大きく弱くなったのはフラッシュだけです。次が《ゴライアス》。ほかのガーゴイルは、同じコストの普通のキャラクターと替えても結果がほとんど変わりませんでした。体が大きい分と、石像で寝る分が、ちょうど釣り合っている計算です。
つまりこのデッキも、強さの中心は「2コストのフラッシュで序盤の盤面を取ること」にあります。ガーゴイルはその後ろに並ぶ、大きくて安い体です。
残りの枠
《首なし騎士 - 恐ろしい怨霊》(4コスト 4/4 護衛)と《ブロードウェイ》(護衛)は、フラッシュとゴライアスを守る壁です。
《リキッデーター - こおりゃ結構!》(2コスト 4/2 暴勇)と《ジェデダイア・ファーンズワース - クッキー》(2コスト 3/3 回避・暴勇)は、クエストできない殴り役。リキッデーターは、後攻の最初のターンだけ1コストで出せます。暴勇のキャラクターは、レディでチャレンジできる相手がいる間、そのまま残してターンを終えることができません。
《ディアブロ - 石使いの召使い》(2コスト 1/3)は、場にヴィランズ(このデッキではピート・首なし騎士・リキッデーターの12枚)がいる間、攻撃力+2・ロア+1。《ピート - リングのレフェリー》(3コスト 3/3)は、プレイしたとき、次の自分のターンの始めまで相手はアクションをプレイできません。
《乱闘》は攻撃力2以下のキャラクター1体を退場。《風よ吹け》は2ダメージと1枚引く。《持つんだ熱い心》は自分の場のキャラクターの数だけダメージ。キャラクターが48枚のデッキなので、持つんだ熱い心は大きく入ります。

フラッシュの能力で、自分のキャラクターも突進を失います。このデッキに突進持ちは入れていません。
回し方
1ターン目: 出せるカードはありません。インクを置くだけです。後攻なら《リキッデーター》が1コストで出ます。
2ターン目: フラッシュが最優先。無ければブルックリンかハドソン。
3ターン目: レキシントンかエリサ。相手が歌の除去を構えていそうならピート。
4ターン目: ゴライアス。ここからはガーゴイルがチャレンジするたびにロアが1つ入るので、相手の盤面を削りながらロアが進みます。
5ターン目以降: ブロードウェイと首なし騎士で守りつつ、歌で相手の大きい体を落とします。
毎ターン、手札を2枚以下にして終える。
マリガンはフラッシュを探します。フラッシュ以外を全部引き直した場合、2ターン目までにフラッシュを1枚以上持っている確率は、先攻で約69%、後攻で約71%です(30万回の試行。実際はほかのカードも残すので、これが上限です)。
相性(AIの推定、5段階)
日本一決定戦2026に出た実績デッキを相手にした模擬戦の結果です。相手の実績デッキにも新弾のカードを配った場合(配り方は第1候補の記事と同じ)も測りましたが、判定はどの相手でも変わりませんでした。
アンバー/エメラルド(ドッグ): 有利 / アンバー/スティール(歌ミッドレンジ): やや有利 / エメラルド/スティール: 有利 / サファイア/ルビー(アイテム・ランプ): 五分五分〜やや有利 / エメラルド/ルビー(コンボ): 有利 / アメジスト/サファイア(コントロール): 五分五分〜やや有利
苦手寄りなのは、サファイア/ルビーとアンバー/スティールです。どちらも全体除去や歌の除去を持っていて、並べた体をまとめて流されます。ピートで1ターン止めている間にどこまで押し込めるかが勝負です。
第1候補のエメラルド/スティールと比べると、あちらのほうが苦手な相手が少なく、模擬大会の順位も上でした。こちらは2位です。ガーゴイルを使いたい人、ルビーの《乱闘》を使いたい人向けの形です。

注意点を3つ。(1) AIによる推定で、体で殴るデッキは強めに、コンボやコントロールは弱めに出る癖があります。(2) 相手に配った新弾は、1つの型につき1種類4枚だけです。相手が新弾を主体に組み直した場合は含んでいません。(3) カードの情報は発売前の公開分で、発売時に変わる可能性があります。
⚠️ デッキと相性は、当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)が日本一決定戦2026の参加者のデッキリストを相手に回した模擬戦に基づく推定です。「相手も新弾を採用」の結果は、その実績デッキのうち43本に、模擬戦で効果を確かめた入れ替え(1つの型につき1種類4枚)を配った環境でのものです。カードの数値と効果は2026年9月28日時点で公開されていた発売前の情報で、発売時に変わる可能性があります。相性は5段階の判定のみ掲載し、AIの癖(殴るデッキが強めに、コンボ・コントロールが弱めに出る)を踏まえて読んでください。





