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2026-10-02

新弾1種で判定が一段ずつ上がる ― エメラルド/ルビーのコンボに《ワサビ - バトルに備えろ!》

10月1日に公開されたハイぺリアシティの29枚を、当サイトのAIで一通り試しました。既存のデッキに4枚ずつ差し込んで模擬戦を回し、良さそうな組み合わせだけを40試合と「同じ枠に能力の無いカードを入れた対照」で確かめる、いつもの手順です。

姫ちゃん

29枚の中で確認を通ったのは1枚だけでした。《ワサビ - バトルに備えろ!》(ルビー、5コスト、4/5、ロア2)。入れる先は、意外にもエメラルド/ルビーのコンボデッキです。

土台のリスト

日本一決定戦2026に出た、かみそー選手のエメラルド/ルビーを土台にしています。相手に捨てさせる札と《プリンス・ジョン - 強欲王》(相手が捨てるたびに引く)で手札の差をつけ、《ヘラクレスの帰還》から《レヴィアタン - アトランティスの守護怪獣》(10コスト 10/10。捨て札に2枚置いたターンに出すと、相手のキャラクターを攻撃力の合計10まで退場)を踏み倒す形です。

このリストの2コスト《ジェデダイア・ファーンズワース - クッキー》4枚を、《ワサビ - バトルに備えろ!》4枚に替えます。

2コスト: 背すじがゾクッ! ×4、アースラ - 騙し屋 ×4、縁組次第 ×4、Heffalumps and Woozles ×2、妨害小細工 ×4、リキッデーター - こおりゃ結構! ×4、つるの貫き ×3

3コスト: プリンス・ジョン - 強欲王 ×4、催眠術 ×4、乱闘 ×3 / 4コスト: ガエタン・モリエール - 穴掘り名人 ×4

5コスト: ヘラクレスの帰還 ×4、ワサビ - バトルに備えろ! ×4 / 6コスト: マキシマス - 本命チーム ×4、マウイ - オレって半サメだろ? ×1 / 7コスト: マイロ・サッチ - 現場主義 ×3 / 10コスト: レヴィアタン - アトランティスの守護怪獣 ×4

キャラクター32枚、アクション28枚(うち歌は《背すじがゾクッ!》《催眠術》《Heffalumps and Woozles》の10枚)。インクに置けないのは プリンス・ジョン・ワサビ・レヴィアタン の12枚。新弾はワサビの4枚だけです。

ワサビは何をするカードか

能力は2つあります。ツインカッター あなたのターンの間、このキャラクターがチャレンジ中に他のキャラクター1体にダメージを与えるたび、その2体以外のキャラクター1体を選び、このキャラクターの攻撃力と同じ数のダメージを与える。出力アップ あなたがインク・ドロップを持っている間、+2{S}。

姫ちゃん

このデッキにインク・ドロップを得るカードは入っていないので、使うのはツインカッターのほうです。攻撃力4で殴ると、殴った相手とは別の1体にも4点が飛びます。体力4以下のキャラクターが2体並んでいれば、1回のチャレンジで2体落ちます。

相性がいいのが《妨害小細工》です。相手に1枚捨てさせたうえで、自分のキャラクター1体をこのターン+2{S}。ワサビに使えば攻撃力6で殴り、6点が別の1体にも飛びます。さらにターンの終わりまで攻撃力6のままなので、《マキシマス - 本命チーム》の「場に5{S}以上のキャラクターがいるならロアを2つ得る」も満たします。

彩葉

5コスト4/5の体そのものも、このデッキには足りていなかったものでした。同じ枠に能力の無い5コストの体を入れた対照でも判定が少し上がったので、「大きい体が足りない」ことと「ツインカッターが効く」ことの両方が理由です。

相性(AIの推定、5段階)

日本一決定戦2026に出た実績デッキを相手にした模擬戦の結果です。「元のリスト → ワサビ入り → ワサビ入りで相手にも新弾のカードを配った場合」の順に書きます(配り方は第1候補の記事と同じ)。

アンバー/エメラルド(ドッグ): 不利 → やや不利 → 不利〜やや不利 / アンバー/スティール(歌ミッドレンジ): 不利 → やや不利 → 不利 / エメラルド/スティール: 不利 → 不利 → 不利 / サファイア/ルビー(アイテム・ランプ): 不利 → やや有利 → やや有利 / エメラルド/ルビー(同型): やや不利 → 五分五分 → 五分五分 / アメジスト/サファイア(コントロール): 不利 → 不利 → 不利

一番伸びたのはサファイア/ルビー相手で、「不利」から「やや有利」まで3段上がりました。アイテムで固める相手の小さい体を、ワサビが2体ずつ落としていきます。

彩葉

先に大事な注意を。この表は全体に低く出ています。当サイトのAIはコンボデッキを回すのが苦手で、このリストは元の形だとAIの中ではかなり下位です。かみそー選手のような使い手が回したときの強さとは別のものなので、絶対の判定ではなく、ワサビを入れる前と後の差で読んでください。その差で見ると、主要な対面がほぼ一段ずつ上がっています。

同じ日に公開された他のカード

同じ29枚から、入りそうだった組み合わせも確かめました。

《ウールター&ジェシー - ベルウェザーの手下》(スティール、3コスト 4/4 護衛 果敢+2)をエメラルド/スティールに。同じ枠に能力の無い3コストを入れた対照よりは上でしたが、抜く1コストの分と差し引きで元のリストと変わりませんでした。《タダシ・ハマダ - 流れを届ける者》(ルビー、5コスト 4/3 ロア3、退場したときインク・ドロップ2つ)をサファイア/ルビーに。元のリストより下がりました。《ワサビ - バトルに備えろ!》をサファイア/ルビーに。能力の分は効いていますが、リスト全体では誤差の範囲でした。入れるなら、こちらより上のエメラルド/ルビーです。

姫ちゃん

インク・ドロップを得るカード(今回の29枚で20種まで増えました)は、AIがまだドロップを「余ったインク」としてしか使えないので、評価は低めに出ます。ドロップで大きいカードを早出しする形は、別の記事で改めて試します。

彩葉

注意点を3つ。(1) AIによる推定で、体で殴るデッキは強めに、コンボやコントロールは弱めに出る癖があります。このリストはその「弱めに出る」側です。(2) 相手に配った新弾は、1つの型につき1種類4枚だけです。(3) カードの情報は発売前の公開分で、発売時に変わる可能性があります。

⚠️ デッキと相性は、当サイトのAI(ロルカナの対戦シミュレータ)が日本一決定戦2026の参加者のデッキリストを相手に回した模擬戦に基づく推定です。土台のリストは日本一決定戦2026のかみそー選手のもの(公式コラムで公開されたデッキURLをもとに当サイトのデッキ検索へ登録)で、入れ替えはAI LAB側の判断です。「相手にも新弾を配った場合」は、実績デッキのうち43本に模擬戦で効果を確かめた入れ替え(1つの型につき1種類4枚)を配った環境での結果です。カードの数値と効果は2026年10月2日時点で公開されていた発売前の情報で、発売時に変わる可能性があります。相性は5段階の判定のみ掲載し、AIの癖(殴るデッキが強めに、コンボ・コントロールが弱めに出る)を踏まえて読んでください。