2026-10-05
ルールの教材を日本語に ― Lore Guide Institute の Localization 担当になりました
10月5日、Lorcana Rulebook Hub(ディズニー・ロルカナのルールについて話し合う海外のコミュニティ、約2,500人)で、Faculty ― このサーバーと Lore Guide Institute を運営していく体制 ― が発表されました。
Curriculum(教材)、Moderation、Engagement、Mentorship、Design and Communications、Pathways、Localization、Technology、Council の9部門。100人を超える応募があったと告知されています。
その Localization 部門に、ロルカナギルドの運営者が任命されました。部門の役割は告知にこう書かれています ―― 「lessons と rules documents を訳して、維持する」。言語ごとに lead と reviewer を置く形だそうです。
応募したのが9月20日でしたから、2週間と少しで決まったことになります。
まず、何と何が別物なのかを書いておきます
ここは混ざりやすいので、先に整理します。
・Lore Guide(認定制度)… Ravensburger が運営する公式のもの。試験があります。日本語版はまだありません。
・Lore Guide Institute / Lorcana Rulebook Hub … その Lore Guide を目指す人が学ぶための有志の非公式プロジェクト。今回の Faculty はこちらの運営体制です。
・日本の公認イベントのジャッジ … タカラトミーの制度。上の2つとはまた別です。

つまり「ジャッジに認定された」という話ではありません。有志の学習サイトで、教材を日本語にする係になった、ということです。そこは正確に書いておきたいところです。
全34クラスの日本語版を、β版で公開します
Localization の仕事そのものである教材の日本語化は、応募の前から進めていました。ルール10クラス・教育10クラス・大会運営14クラスの、合わせて34クラスです。
置き場所を Institute 側と相談していたのですが、ちょうど Faculty の発足と重なって先方が立て込んでいるため、担当者が作った下訳として、先にβ版を出すことにしました。ロアガイドの学びの場から読めます。アカウントは要りません。
・β版です。Institute 側の確認を経た正式版ではありません。原文と食い違うところがあれば、英語の原典が正です。
・各ページに原典へのリンクとクレジットを入れてあります。英語で読みたくなったら、いつでもそちらへ移れます。
・小テストは入れていません。本物の設問は Institute にサインインして受けるもので、紛らわしくしたくないためです。
翻訳で引っかかったところは、応募のときにアルバートさんへ報告したものだけで8項目ありました。drying と dry が同じ日本語になる、英語の No が日本語では「はい」になる、concede が1問の中で4通りに訳される ―― ルールが分かっていても訳で間違える、という状態でした。日本語版が要る理由は、たぶんそこにあります。
気づいたところがあれば、ルールの質問から教えてください。直していきます。
動画でも始めています
同じ教材をもとにしたルール講座の動画も、10月3日から公開しています。1クラス=1本で、クラスの順番どおりです。
・[ルールの答えはどこに書いてある?|文書は3つ](https://www.youtube.com/watch?v=FkmqTt8Goqw)(2分27秒)
・[何がいつ起きる?── ターンの構造](https://www.youtube.com/watch?v=kyta8eV-ML4)(5分04秒)
・[ロルカナに「対応」は無い|バッグと誘発能力の順番](https://www.youtube.com/watch?v=vEed4lB6uS0)(3分11秒)

「対応」の回は、他のカードゲームから来た人ほど引っかかるところだと思います。ロルカナには相手の行動に割り込む仕組みがなくて、誘発した能力はバッグという場所に入って、順番に解決されます。
日本語でルールを質問できる場所があります
Lorcana Rulebook Hub には 「Rules-日本語」カテゴリがあって、ルール質問・ルール議論・翻訳エラー・公式リソースなどのチャンネルが日本語で用意されています。
日本語でルールを聞ける場所があるというのは、なかなか無いことだと思います。興味のある方はどうぞ ― [招待リンク](https://discord.gg/jr3P2ngfTz)(日本語の「ルール質問」チャンネルに着きます)。
もちろん、このサイトの公式ルール・裁定を調べるも続けます。あちらはタカラトミー公式が出した裁定そのものを集めたもので、今回の教材とは別のものです。混ぜずに、両方置いておきます。
⚠️ **ここで言う Faculty と Localization は、有志による非公式プロジェクトの役割です。**Ravensburger が運営する公式のジャッジ制度「Lore Guide」の認定を受けたという意味ではありません。また、日本の公認イベントのジャッジはタカラトミーの制度によるもので、これとも別のものです。公開した日本語版は**β版**で、Institute 側の確認を経た正式版ではありません。原文と食い違うところがあれば英語の原典が正です。ルールの最終的な判断は、公式の裁定と大会当日のジャッジの案内に従ってください。